なんで世間は引き離す
〔mixiの『教師猫の隠れ家』〕へ『てのひらの会・咲夢』での脳性麻痺児の親子に対する教師猫の対応についての書き込みがありました。抜粋し掲載します。
なんで世間は引き離す 投稿者: バーボン軍曹 投稿日:2006年06月30日01:02
夜遊び火遊びならば引き離されても仕方は無いが。
なぜ教師猫先生は初対面の脳性麻痺児親子を引き離してしまうのか?
脳性麻痺児の親と子は普通の親子よりもずっと信頼関係が強い、この関係が切れてしまう事を察した瞬間子供は反応すると思う。
当然、根拠もなく親から子供を取り上げれば、ぐずったり泣いたりするだろう。
私からみればリスクばかりが考えられるが、教師猫先生はこれをノーリスクと言う。
なぜこれがノーリスクなのか、 親に一抹の不安を与えるのではないか思われる行為をなぜするのか教師猫先生に聞きたい。
書き込み
投稿者:コナン 投稿日:2006年06月30日01:52
>親に一抹の不安を与えるのではないか思われる行為をなぜするのか
きっと、この行為は不安を与えてから、安心を与えているのではないかとコナンは思う。
教師猫先生が親から子供を取り上げる。親からしてみれば、ムラサキ頭の教師猫先生を見て、まず怖いと思うだろう。(コナンも初めて見た時は怖かったから・・・)
その後、子供がぐずったり泣いたりしないか、周りに迷惑をかけてしまうのではないかと不安になると思う。
しかし、ぐずらない子供の様子を見て、『このムラサキ頭の教師猫先生なら子供を触らせても大丈夫。』と、思ってしまうのではないでしょうか。 親も安心。子供も安心。
ここで親の心も、子供の心もガッチリつかんでしまっているのではないでしょうか。
だから『ノーリスク』なのでは。
まぁ、この行為が出来るのも、しっかりとした技術があるから出来る行為でしょう。
この行為をするためにも、『基本の基礎』・『土台』をしっかりと作らねばとコナンは思う。
んっ! 何だか、どこからか「感想文はまだか~」の声が聞こえてくるので、この辺でドロンします。
投稿者:ブラザーズ・ペニー 投稿日:2006年06月30日 02:57
割り込んでごめんなさい。
先日の養成講座でいまは大きな土台を作ってくださいといわれました。
その時私はなんと素晴らしいご縁を頂いたのかと本気で思いました。
ボール、スタンス、ビー球、どれひとつまともに出きゃしない。
でも、すこしづつでも形になってきている気がします。
学校の実技ではまだ活かせないけれど、施術の時腰の辛さが少なくなった。
辛いと見直すと後ろ足が曲がっている、即修正そして楽になる。
自分の中で圧のコントロールが少し出来た感激、受け手に妙な体重をかけずにある一定押せた。
また感動、ゆるいけどジーンと来るね!うれしい!
翌日またボール、ビー球、調子に乗り講義中もビー球、やはり先生の言葉が頭にはいらずやめる。
でもまた翌日ボール。
いつか子供もお年よりも、また腸の炎症性疾患の患者さんの腹部を触れるようになりたい!。
同じ病の痛みは誰にも負けないつもりです、だから基盤つくりをしよう。
いつか教師猫先生のように?(無理か?)なれるように今は基本!基本!
信頼して私に身体を預けてくださる患者さんに認めていただける日まで!
なんか頓珍漢な割り込みでした、ごめんなさい、絶対今の養成講座の練習が必要なのが、少しずつわかってきたのですごくうれしいし、トピックの内容読んでうれしく思うんです。
投稿者:教師猫 投稿日:2006年07月01日 01:24
バーボン軍曹さん。質問には答えますが、まず、いくつかヒントを書き込みます。
>>親に一抹の不安を与えるのではないか思われる行為をなぜするのか
>この行為は不安を与えてから、安心を与えているのではないかとコナンは思う。
最初に不安を与え次に安心を与える手段は、応酬話法として多く用いられています。
“相手の不安をあおり、この商品の購入で解決”などは物販の基本的パターンです。
セールスの応酬話法の基本話法に『イエスマン方式』があります。
これは、相手からの返答が『はい』となる質問を並べていく方法です。
少し高度になると、相手からの最初の返答に『いいえ』を求めます。
コナンさんを初め読者の皆さん。
患者の不安をあおってはなりません。不安や苦痛は様々な発作を誘発します。
特に緊張が強い幼児では、不安や苦痛が呼吸停止等の大発作の誘因ともなります。
教師猫の治療室へ“爪切”を目的として通院された患者さんがいます。
親子認識も定かでない重度の脳性麻痺児で足趾を触られるのを極端に嫌いました。
些細な刺激で発作を起こし、発作を起こすと2~3時間は治まらないとのことでした。
お母さんの深刻な悩みは、日々伸びていく足趾の爪でした。
過去に2回、“爪切”で呼吸停止の大発作を経験していました。
最初に不安を与え次に安心を与える手段は、人を導くのには有効な手段です。
しかし、治療家が患者に取るべき手段ではないと教師猫は心得ています。
『てのひらの会・咲夢』に見学参加される親御さんは『よろしくお願いします』と 笑顔で挨拶をされます。
しかし、内心は不安の塊です。親御さんは“藁にもすがる”思いですが、私たちは“藁”となってはいけないのです。
〔指圧研究会・咲晩〕スタッフ諸君。
諸君は何度も見学参加された親子への教師猫の対応を観察していますね。
教師猫が親から子を取り上げるとき、親に何か説明を行ないますか?
教師猫がお子さんを抱いて親の目の届かない場所へ連れて行くとき、
親に何か説明をしたり、その行為について親に許可を得ていますか?
教師猫がお子さんを連れ出しても、親が後を追ってきますか?
教師猫がお子さんを連れ出すとき、親に後を追わないように命じていますか?
教師猫がお子さんを連れ出してる間、親は何をしていますか?
『てのひらの会・咲夢』の見学参加は親子で参加が必須条件となっています。
教師猫。
投稿者:バリバリ 投稿日:2006年07月01日 03:14
>教師猫が親から子を取り上げるとき、親に何か説明を行ないますか?
>教師猫がお子さんを抱いて親の目の届かない場所へ連れて行くとき、
>親に何か説明をしたり、その行為について親に許可を得ていますか?
>教師猫がお子さんを連れ出しても、親が後を追ってきますか?
>教師猫がお子さんを連れ出すとき、親に後を追わないように命じていますか?
私の見ている限りすべて「いいえ」です。
>教師猫がお子さんを連れ出してる間、親は何をしていますか?
親御さんはただじーと、子供を見ています。何をされるのだろうと。
しかし、子供から「危険信号」が出ていないからではないでしょうか。
でも「なぜ教師猫先生は初対面の脳性麻痺児親子を引き離してしまうのか?」は、分かりません。
親離れの訓練ですかね?
投稿者:amo 投稿日:2006年07月01日 08:51
こんにちは。
私はまだ講習会に参加したことがないのですが親の立場で、少し考えて見ました。
教師猫先生の意図することと、違うかもしれませんが、思ったことを書いてみます。
前置きが長くなりました...
私が小児歯科に連れて行くと、自分で腰掛けられる幼稚園児くらいから、親は待合室で待ちます。
診療室には、入れません。
多分、椅子に座れるなら、乳幼児からそうしたいのでは?と思ったりします。
理由は、一緒に付いていく親が、『見守る』のではなくて『不安』を子供に感じさせてるから。
子供の感受性の強さは、時々テレパシィかと、思うほどです。だから、親が『?』と疑問に思ったり、
不安に思ったことが、子供に伝わる前に、親から離すのではないでしょうか?
子供は、たとえ見ず知らずの人でも、本能で感じることが多いように思います。
一見優しそうに見えるけど、実は...というのも、もちろんですが、『こわごわ』その子供に接している、 というのも敏感に感じ取ります。
歯医者なら、あの音に驚き、痛みを感じる治療もあります。
でも、親が『恐かったでしょ』なんて言わなきゃ『痛くてやだ』という思いを子供が持ったとしても
『恐くてやだ』にはならない、と思うのです。
親が『恐かった』んです、本当は。どんな様子か見れなかったから。
歯は、自分ではあまり『良くなった』と感じることが出来ません。
でも教師猫先生ならば周りからの不安材料が子供にたどり着く前に、『安心』と『気持ち良さ』の両方を、 子供本人と見守っている親に与えているのではないでしょうか?
だから不安が殆どない状態から始められるので『ノーリスク』なのかな?
と、勝手な解釈をしてしまったのですが...?支離滅裂になりました。ごめんなさいm(__)m
投稿者:教師猫 投稿日:2006年07月01日 14:23
バリバリさんから〔指圧研究会・咲晩〕スタッフ諸君への問いに対する答が出ました。
amoさんからは、小判2枚に相当する重要なヒントが書き込まれました。
これらを参考に、思ったこと、感じたことを書き込んでください。
amoさんには、小判2枚をプレゼントします。
教師猫。
投稿者: 大西ドン 投稿日:2006年07月01日 15:57
amoさんのご意見にはビックリしました!
まだ親になっていない私には、全く想像もつかないような意見でした。
読んでみるとものすごーくわかるような気がします。確かにそうかもしれません。
教師猫先生が以前親御さんにおっしゃっていた言葉で、「大丈夫だよって言わないでください。」というのがありました。それもこの類のことなのではないでしょうか?
私の概念に全くない発想で、生意気ですが思わず小判をさしあげたい気持ちになりました(笑)
親の心理状態が子供に与える影響はとても大きく、不可避なことなのだなと関心するのと同時に、少し怖くなりました。でもそれも子供の精神の成長過程には欠かせない自然な反応でもあるのでしょう。
いつも拝見させて頂いていると、四指を触れているだけの時点ですでに、お子さんに不安がみられないような気がする。。。
投稿者:OSCAR 投稿日:2006年07月01日 16:26
指圧講座に書かれている「母心に勝るものはありません」の文に関係しているのでしょうかね?
親が子供の苦痛や感情の変化をその表情から読み取り、予知することが可能であることは、逆に子供が親の感情の変化を表情から読み取ることができるということなんでしょうか?
親の目の届かない場所に連れて行くという考えではなく、子供が親の顔を見れない場所に運んでいる。
親に話かけないのは、親の不安が声で子供に伝わるから すべては「子供の治療」を考えているからの行動で、親はその場では子供に「心性防御」を与えてしまうからではないでしょうか。
投稿者:教師猫 投稿日:2006年07月01日 21:48
ちょっと。ストップ・・・
>読んでみるとものすごーくわかるような気がします。確かにそうかもしれません。
余分な書き込みです。特に“確かにそうかもしれません”はamoさんに失礼です。
>親の心理状態が子供に与える影響はとても大きく、不可避なことなのだなと関心…
関心することですか?親の心理を読めない子供を捜すほうが困難です。
>でもそれも子供の精神の成長過程には欠かせない自然な反応でもあるのでしょう。
???意味不明。
>「母心に勝るものはありません」の文に関係しているのでしょうかね?
頓珍漢。
>親が子供の苦痛や感情の変化をその表情から読み取り、予知することが可能であることは、
>逆に子供が親の感情の変化を表情から読み取ることができるということなんでしょうか?
・・・・。
>親の目の届かない場所に連れて行くという考えではなく、子供が親の顔を見れない場所に運んでいる親に話かけないのは、親の不安が声で子供に伝わるからすべては「子供の治療」を考えているからの行動で、親はその場では子供に「心性防御」を与えてしまうからではないでしょうか。
ここまで来ると、サジを投げたくなります。
amoさん。助けて!!!小判をあげるから、
彼らの意見がいかに非現実で頓珍漢か教えてあげてください。
教師猫の目的は“親子を引き離すこと”ではありません。
たまたま結果がその様な形になっただけです。
教師猫。
投稿者:バーボン軍曹 投稿日:2006年07月01日 22:30
ノーリスクということは、教師猫先生が親子のもとに来た時点で勝負が着いているということでしょう。
親や子供に十分な安心感と期待感を与えたと判断したからこそ近ずいていった。
だからノーリスクということでしょうか。
親子で遠方から来たとしても、しばらくは”ほったらかし状態”で会場内を傍観していなければならない。
その間の言動で親子に安心感を持たせてしまう、だから手を出した時は、すでに教師猫先生のペースになっている。
amoさんの意見をヒントに考えてみました。
投稿者:バリバリ 投稿日:2006年07月01日 22:44
>教師猫の目的は“親子を引き離すこと”ではありません。
>たまたま結果がその様な形になっただけです。
ということは、普通に見れば「なんで?」と思う事が、実は極自然な事なんですね。
(普通に見れてないですね。。。)
これを考えていけばおのずと答えがでるはずだ・・・。
うーん!!?
投稿者:マスクドSBN-H 投稿日:2006年07月02日 01:07
>教師猫の目的は“親子を引き離すこと”ではありません。
>たまたま結果がその様な形になっただけです。
絶大なる信頼ができてしまえば子供を親たちから引き離しても平気なのでは。
今まで自分が目撃してきたことから考えてみる。
>特に緊張が強い幼児では、不安や苦痛が呼吸停止等の大発作の誘因ともなります。
こういった子供に対しての親の元から引き離したりするリスクはどんなものか?
今回我々が目撃した光景では子供は全盲。リスクは増す。
先生から咲晩女性スタッフに施術者が変わった時の彼の“反応”。
咲晩メンバーがポンと自分の体をたたき“音”を出したときの彼の反応。
その直後の先生の言葉。
最初のアプローチの問題か?触れ方自体でその後の結果がすべて決まってしまったのではないか?
だから前述の女性スタッフに変わったとき…。
かなり前にデモというか信頼感があればこんなことをやっても大丈夫というのを思い出した。
先生が貸し出しているビデオですが。確か下肢伸展法をする場面。
下肢伸展法は苦痛を伴い、嫌がるものですが受けている子供は「イテテテテ」と言いながらも笑顔。
ここで“母親”がやろうとした途端表情が一変する。
施術後“いつもの親子”に戻ったような映像だった気がする。
かりて見てください。感想文必須ですが(笑)
脱線したけど最初のアプローチですべてが決まっているのだろうと。
立ち話だったけど以前の“相手をその気にさせる?手の触れ方”を聞いた。
自分が“ソレ”を受けたのだけど目を閉じてどの触れ方が一番男性っぽいか?
これには失態を演じたわけだが(失笑)。
だから今回の全盲の子供を母親のもとから連れ去った?一件は
一番最初の子供への触れたときに子供に「この人なら安全だ」という意識(信頼?)が出て、
抱かれていくその姿を見た日ごろからそばについている母親が
「これなら大丈夫」と思いあの光景になったのでは?と一人妄想しました。
投稿者:あんあん 投稿日:2006年07月02日 13:13
頓珍漢な書き込みになりそうですが、自分の問題でもあるのですが、
指圧に対する認識がまったく違うことを感じてしまいます。
今回参加された親子は、もちろん指圧治療は初体験だったと思います。
知らないことの怖さはあったでしょうが、先入観がなかったぶん、
教師猫のアプローチからファーストタッチで、
親子の意識に新しい世界とリアクションのパターンが作られ始めたのだろうと思います。
教師猫なら体を楽にしてくれる。教師猫がいるときはお母さんとも別々、だって治療中なんだから。
教師猫のところを、指圧と言い換えられないところが辛いところです。
自分の患者さんたちの中にも、どんどん良くなっていってくれる人たちがいます。
あんなだったのが、なんで?正直こっちが聞きたいくらいなんです。
自分が気をつけているのは自支、防衛を感じ解除しようとすること、それから垂直の精度、
3年前も今もこれだけです。左右差も保険の患者さんはみません。
ひょっとしたら、自分よりも患者さんの方が指圧に対する認識は、
教師猫に近いのかも知れません。つまり指圧=治療です。
自分の日記の中の(学校)でも触れましたが、指圧学校では今も親指に体重を乗せる押し方でした。
当日の監視の先生のせいか、自分たちの頃よりも一生懸命体重を乗せていました。
治療、治療と言いながらも、自分の潜在意識の指圧というワードには、
そういった学校型の指圧も指圧という情報が刷り込まれていると思います。
だから目の前で起きていることも、フィルターを通して見てしまいますね。
指圧の経験が少ないであろうamoさんの素直な意見が的を得た意見であったのも、
そういったフィルターがなかったからなんでしょうね。
教師猫にしてみれば当たり前、だって指圧なんだから。私たちにしてみれば、なんで?指圧で?
この差は、技術の差以前にでかい差かも。
投稿者:amo 投稿日:2006年07月03日 01:20
教師猫先生に「人参」ならぬ「小判」を目の前に置かれてしまったので、考えました。
でも、いろんな方のコメントを読み本当に色々な意見・感想があるのだな~、などと感心していたら、
何を書けばいいのか、教師猫先生が私に何を望んでいるのか、よく分からなくなりました。
だから、教師猫先生がおっしゃった
教師猫の目的は“親子を引き離すこと”ではありません。たまたま結果がその様な形になっただけです。
について考えてみました。
まず、親は講習会へ来ることは、自分で決定し来ているのだから、「目的」は誰に説明されずとも、
知っています。不安は実際にそこへ来るまでのことだと思います。
その不安も会場へ着き、雰囲気を見れば随分解消されるのではないか、思います。
それからバーボン軍曹さんが、
親子で遠方から来たとしても、しばらくは”ほったらかし状態”で会場内を傍観していなければならない。
と書いていらっしゃる。
ということは、親子間でその場の雰囲気についてコミュニケーションをとる時間は十分にあると考えていいのでしょうか? そう考えれば、親は子供に色々と教えてあげることが出来ます。
いいイメージを持たせてあげることが出来ます。子ども自身も、いきなり見知らぬところへ一人放り込まれるのではなく、親と一緒にその雰囲気を感じ、慣れ親しむまで行かなくても、少し慣れるぐらいの気持ちの余裕も生まれるのではないでしょうか?
そこへ教師猫先生がやってくる、
プロの先生がやってきて、子供を連れて行く。親には何も言わない。講習会へ来た目的、それは親が望んでいることです。それは分かって、来ているはずです。 ならば、たいてい親はその様子を見守ります。
「どーん」とプロの方が構えてくれれば、親も「どーん」と安心して「大事なわが子を預け」られます。そうすれば子供も「素直に」ついてきてくれる...と思います。子供の順応性は高いですから。
それがもし途中で親が口を挟んだら...初回なら尚更のこと、
みんなのペースが崩れます。集中力がなくなります。
親は良かれと思って質問や、子供に声賭けをしただけかもしれない。
けれどそれが子供にとっては親の声を聞いたことで、姿を見たことで
●やっぱり親の元に帰りたくなるかもしれない、
●親の手を離れた時点で、「今は親とは別に過ごす」と認識していたかもしれない子が、
一区切りついたと思ってしまうかもしれない。
そうすると、施術の途中で「終わり」が来てしまう。
それ以上続けようとしたら、それはその子の「反発」を招くと思うのです。
だって、子供が一度「終わり」と自分で決めたものを無理やりやらせようとしても、
それは「今は興味ないもの」でしかないですから。
無理にやらせたら、次回はその雰囲気を感じ取っただけで「反発」するかもしれません。
もともと子供の集中力なんて、びっくりするほど短いものなのに、
それを途中でさえぎったら、施術にはならないと思います。
また逆に「反発」を引き起こしたら、それ以降の施術はとても難しいと思います。
だから何も言わずに連れて行く。
または逆に、預けるはずのプロの方が口には出さずとも「大丈夫かな」なんて内心思っていれば、
親も「この人に預けて大丈夫かな」と内心思っています。それは言葉に出さずとも、
やっぱり雰囲気を読み取り、子供は察知し理屈抜きに「離れたくないなぁ」「不安だなぁ」になり、
手がつけられない状態や、泣き続ける状態になるのではないでしょうか。
また親からは見えるけど手の届かない場所で、子供を見ていると、
いつもは(家では・私とは)出来ない・しない・なかなかやらないことを
(外で・他の人と)やって見せることが多々あります。
きっと、親は「親だから、クセも好みも、いやなことも好きなことも」
何でも知っていると自負してしまうのかもしれません。
いつの間にか、そう思っている中で子供にやらせている・やってあげているのかもしれません。
それを、親が思っていなかった方法や、試みで、可能性を引き出してくれるのが、プロの方たちです。
それを間近でみれること、何よりの講習の収穫ではないでしょうか?
そしてそれが、今後の講習の親へのヒントになるのではないでしょうか?
だから、たまたま結果が“親子を引き離すこと”様な形になってしまったのかなと。
施術を確実に子供に出来る近道であり、正当法なんだと思います。
余談ですが、保育園・幼稚園・学校などどこでも、いつまでも親がぴったりとくっついていたら、
親が横からいつでも口を出し、手を出していたら、園内・学校での生活に支障が出てきますよね?
いつまでも、子供は正しい関係を結ぶことは出来ませんよね?
先生方がみんな不安げだったら、子供を預けるのも心配になりますよね?
預けるなら、やっぱり頼もしい先生のほうがいいですよね。
そういうところと繋がっているのかなぁ、と漠然と思い浮かんだのですが。
的外れだったら、このコメント直ぐに消してください!!
投稿者:教師猫 投稿日:2006年07月03日 19:18
amoさん。書き込みをありがとう。助かりました。
早速、小判をプレゼントします。プレゼント枚数は、
6月の『教師猫小判』プレゼント発表をお待ちください。
>いろんな方のコメントを読み本当に色々な意見・感想があるのだな~、
>などと感心していたら、何を書けばいいのか、
>教師猫先生が私に何を望んでいるのか、よく分からなくなりました。
amoさん、書き込みを読んで、本当に色々(頓珍漢)な意見・感想があるのだな~ と思われたでしょう。書き込んだ人たちは“母親”ではないため視点がずれています。
あまりにも、視点がずれると教師猫との間にギャップが大きくなり、修正が困難となります。
そこで、ギャップが大きくなる前に何とかしなければと考えました。
教師猫がamoさんに期待したのは“母親”としての意見です。
そして、amoさんは十分にその期待に答えてくれました。
『てのひらの会・咲夢』での見学参加の親子に対する対応法については 近々、HPの教師猫のQ&Aに書き込むことにします。
これ以上の混乱を避けるため、このトピックへの書き込みは終了とします。
教師猫。
お答えします。
教師猫は、脳性麻痺児の親子の会『てのひらの会・咲夢』の勉強会へ 〔見学参加〕された親子に対して押圧法の安全性や『てのひらの会・咲夢』の勉強会参加意義等を体感していただくために独特の対応を行なっています。しかし、〔指圧研究会・咲晩〕メンバーに対しては(時間が割けず)取り立てて説明したことがありませんでした。概説しますので、再質問は『教師猫の隠れ家』に書き込んでください。
教師猫の行動と意図
1.お互いの自己紹介後の対応
バーボン軍曹さんの書き込みに、『見学参加の親子は、しばらくは“ほったらかし状態”で会場内を傍観していなければならない』とありますが、教師猫は、会場の入口付近でお互いの自己紹介を終えると、「あちらで、お待ちください」とスタッフに会場内に誘導させます。その後外見上は“放置”となりますが、直後から見学参加のお子さんとテレパシー(実際はボディ・ランゲージ)による無言の会話を始めます。〔教師猫のテレパシー(ボディ・ランゲージ)による、お子さんとのやり取りを“会話”に変えて説明します〕
2.母親の心境
お母さんは、『見学参加』を自身で希望して来場されていますが、“わが子に、何をされるのか”といった不安は拭いきれません。この時の判断材料となるのが周囲のお母さん達の教師猫に対する表情です。周囲に知人も信頼できる相談相手もいない見学参加者(母親)は、『てのひらの会・咲夢』会員(親子)と〔指圧研究会・咲晩〕スタッフ(担当講師)との様子を真剣に観察し、その穏やかな雰囲気に安堵します。
3.子供の心境と態度
お子さんは、母親が教師猫に対する警戒を解いたことを瞬時に察知し、母親に対し教師猫への警戒を解かないように要求します。その時、教師猫はお子さんにテレパシー(ボディ・ランゲージ)を送ります。『お母さんは、この教師猫に君を委ねた。君は教師猫から何をされても逃げられないぞ。今から行くよ』お子さんは母親に助けを求めますが母親が応じてくれません。お子さんの脳裏を母親が自分を医師に委ねた記憶がよぎります。『来ないで、お母さんは痛くないと言ったけれど、あの注射は痛かった。嫌だ』教師猫が近づいてきます。目前まで近づいた教師猫が進行方向を変え、別の子供の方に向かいます。見学参加のお子さんが『助かった。でも、あの子が可哀想』と教師猫を目で追いながら、教師猫が向かう別の子供(『てのひらの会・咲夢』メンバー)の様子をうかがい始めます。すると教師猫は、さらに方向を変えて、第三の親子の方に向かいます。見学参加のお子さんが教師猫から目を離すことはありません。
4.教師猫の行動と見学参加のお子さんの心境の変化
教師猫は、全てを計算して行動していますが、〔指圧研究会・咲晩〕や『てのひらの会・咲夢』の人達には単に会場内を教師猫は“うろついている”と映っているかも知れません。この間、見学参加のお子さんは教師猫から目を離すことなく、一部始終を観察しています。そして、不可解で奇異な現象を発見します。怖いはずの教師猫が近づくのを他のお子さんたちが喜んでいる。教師猫が近づき方向を変えたときに“自分は安堵”したのに“他の子供達はガッカリ”している。教師猫に触られ、何故だかみんな楽しそう。
5.教師猫のじらし作戦
“教師猫に触られると何故だかみんな楽しそう”と感じた見学参加のお子さんの大半が、『来てもいいよ』と偉そうにメッセージを送ります。教師猫が無視すると、母親に『自分の所に教師猫を呼べ』と命じます。しかし、その様な要求に教師猫が応じるはずもありません。結果として『待ってるなら行く』という教師猫のテレパシー(ボディ・ランゲージ)による条件を受け入れ、“じれながら”も待たされることになります。
6.教師猫のワナ
頃合を見計らって、教師猫は接近しますが、その際にお母さんに“お子さんを教師猫に手渡さない”よう指示します。結果として、お母さんのこの行為は、お子さんの反発を招き、お子さんは容易に教師猫の“ワナにはまる”ことになります。お子さんは期待を込めて自らの手指を教師猫に差し出してしまいます。教師猫が『痛いよ』と予告しても、一瞬はたじろぎますが『そんなの、嘘だ。みんな喜んでいた』と施術を要求してきます。教師猫の施術を受け入れるのではなく、教師猫に自らの手指を“掴むよう”に要求し、教師猫に手指を委ねてしまえば・・・。ここまで説明すれば、咲晩メンバーの理解は容易だと考えます。
連れ去り効果
教師猫はその後、お子さんを母親の元から連れ去ることが少なくはありません。この“連れ去り効果”について、教師猫が如何なる計算で如何なる効果を得ようとしているのか・・・『てのひらの会・咲夢』見学参加の感想文 〔娘の笑顔に妬けちゃいました〕等を参照して、『教師猫の隠れ家』へ書き込んでください。もちろん、再質問や単なる疑問も随時受け付けます。気軽に、『教師猫の隠れ家』を利用してください。