見学参加者へのお願い
見学参加者へのお願いと注意
〔指圧研究会・咲晩〕及び『てのひらの会・咲夢』の合同研究会への見学参加は歓迎いたしますが下記の件をご了承下さい。
見学参加も親子で
合同研究会へは、親子(保護者と脳性麻痺児)での参加が原則です。
見学のため参加される場合もこれに準じていただきます。
参加は自由ですが、全て自己責任です。
『てのひらの会・咲夢』会員の合同研究会における、遅刻、早退および入退出は理由を問わず、すべて自由です。なお、研究会参加に伴う事故等による不利益が参加者に生じた場合に、〔指圧研究会・咲晩〕及び『てのひらの会・咲夢』の会又は会員は一切の責任を負いません。『てのひらの会・咲夢』会員は、これらの責任はすべて自己責任と承諾し、合同研究会に参加しております。
見学のため参加される見学参加者も、このことに無条件で準じていただきます。
参加者の権利と義務
合同研究会において、脳性麻痺児の保護者(父母)は担当講師の指導に従っていただきます。しかし、これは保護者の権利を束縛するものではありません。
講師に対する施術禁止や体調不良等の報告は、保護者の権利と義務です。
見学のため参加される場合もこれに準じていただきます。
見学参加による権利と義務の発生
見学参加者には『てのひらの会・咲夢』入会の優先権が与えられます。
見学参加により知りえた個人情報に対する守秘義務が発生します。
参加者による無許可の撮影や録音等および個人情報の記録は禁止します。
参加費は無料で、見学参加による守秘義務以外の義務は発生しません。
見学参加者心得
見学参加者のお子さんが会場やその雰囲気に慣れないため、泣き出してしまうケースは稀ではありません。お母さん、「講義中に大声で泣いては、回りに迷惑」と恐縮しないで下さい。大声で泣かれれば、確かに回りは迷惑です。しかし、回りにそのことを責める人は誰もいませんよ。「お子さんが指圧を受け入れるまでの辛抱です。それまで頑張ってネ」これが、回りのお母さんたちの声ならぬ声です。なぜなら、ほとんどのお母さんが同じ心理的経験の持ち主だからです。
普段は、初めての場所や初めての人を怖がるお子さん達が、意外に早く会場や人に慣れるが現状です。回りの子供達の態度や雰囲気を感じるからでしょう。
「わが子は人見知りが激しいから」と自分勝手に尻ごみしないで下さい。
研究会に見学参加する時の心得は、「わが子のため」を優先させることです。
諸注意
お子さん達の状態は、個々に異なります。必ず個人指導を受け、講義内容より個人指導の内容を絶対的に優先させてください。
(説明には専門用語も用いますが、分かりにくい用語は必ず質問してください)
重度脳性麻痺児は、親が触れても発作を起こすことが稀ではありません。
障害が重度の場合、予習は行なわず担当講師の指示に従ってください。
会場で親しくなり、他のお子さんが笑顔を向けても、急な接近はしないで下さい。他人の急接近が発作を誘う原因(誘因)ともなります。身体を自由に動かせないことは、危険を予知できても逃げられません。近づく人全てが恐怖となる感情は健常者には想像できない感情だと理解してください。
他のお子さんに話しかける場合は、日常的な声かけ距離より5割ほど遠くから、子どもが親を見ながら視線を変えずに、声をかけた人を認識できる位置を選び、先に、親に声をかけてください。この時は、「○○ちゃん」と子どもの名前で親に呼びかけ、親の返答を待ってください。声をかける位置にも注意してください。
担当講師の真似をしないで下さい。〔指圧研究会・咲晩〕スタッフは特別な訓練と学習により、アプローチ法を習得しています。背後から近づくこともありますが、全て計算しています。親への“アイコンタクト”で子どもに担当講師が近づくことを知らせ、移動中も声を出し、子どもに担当講師の位置を知らせています。
公益より、わが子です
〔指圧研究会・咲晩〕では『てのひらの会・咲夢』会員の皆さんに「自分の立場とわが子を守ること」を全てにおいて優先させるよう指導しています。
〔指圧研究会・咲晩〕では、公益よりわが子を守ることを優先させます。ですから合同研究会の情報や『てのひらの会・咲夢』会員の個人情報等を公表しません。 宣伝不足で見学希望者の足が遠のいても、『てのひらの会・咲夢』会員が増えず 押圧法普及や会の発展を妨げても、〔指圧研究会・咲晩〕は信念を変えません。