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教師猫ってどんな猫(6)

田舎の猫がなぜ?

『てのひらの会・咲夢』の案内でも〔私たちの先生〕として紹介いただきましたが、教師猫は浪越徳治郎先生から唯一人『内弟子証明書』を拝受、日本指圧協会からは脳性麻痺児に対する特別な推薦を受けています。しかし、なぜに、単なる、日本指圧学校の一卒業生で、日本指圧協会の平会員。さらに草深い田舎(静岡県湖西市)で小さな治療院を営む一介の指圧師である教師猫が分不相応な待遇を受けているのか…との問いは少なくありません。
HP開設の数年前、某鍼灸学校長が『浪越一派に脳性麻痺児に対応する指圧師がいる』という情報を入手され、教師猫に興味をもたれ、調査を開始されましたが、人脈があるにも関わらず、容易には教師猫にたどり着けませんでした。三ヶ月が過ぎて得られた情報は、浪越一派に脳性麻痺児に対応する指圧師は実在する。その人物は静岡在住の臨床家で指圧治療院を営み、月に一度上京し脳性麻痺児に対する指圧指導を行っている。年齢は定かではないが性別は男性で、苗字に『ひ』という音が含まれるという程度だったそうです。ここまでの情報を得ながら“教師猫にたどり着けない歯痒さ”が手伝い日本指圧専門学校関係者に相手かまわず質問をぶつける。しかし、教師猫の実像は見えてこない。ある日、日本指圧専門学校の卒業生で鍼灸学校学生に何気なく質問すると『たぶん、静岡在住の平島利文先生だと思います』とフルネームで即答してくれた。この情報で、すぐ、教師猫にたどり着けると思ったそうですが、結果的に、関係者からは“上手に逃げられた”そうです。
教師猫は“某先生が教師猫を熱心に捜している”という連絡を受けていましたが、放置していました。その後、教師猫の息子(Y先生)が日本指圧専門学校に在籍中であることを突き止められ、最終的に、教師猫から『お捜しのようで』とコンタクトを取らせていただきました。それから、先生より鍼灸や東洋医学についてご指導を受けれるようになりました。しかし、“芹沢勝助先生の話題”などになると時に立場が逆転する、異な現象が見られるようです。



コレな~に?

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教師猫のファイルにこんなものがあります。1997年2月1日第1刷『老いをふき飛ばす指圧健康術』の校正刷で、1996年12月11日と12月13日に教師猫宛に送られてきた“FAX”です。締め切りが迫り、猫の手も借りたいと、購買意欲をそそる“猫なで声”を所望せれました。

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こちらは『指の光』の校正刷です。“このように訂正が入りました”“34行分差し替えました”といった教師猫宛の手書きの文章が読み取れると思います。この時の教師猫への依頼は、『指の光の原稿書き』ではなく、言わば、教師猫の得意技である“ネズミ駆除”でした。

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教師猫宛に、こんな挨拶状が届きました。名簿録に誤りがあったのかもしれません。

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夜明けと共に教師猫の自宅で、徳治郎先生永眠を知らせる呼び出し音が鳴り響きました。近親者にて執り行なわれた密葬に駆けつけられた方は1,000名を越えました。伝通院での葬儀を終え、ご親族約50名と近親者を代表した合計約80名が荼毘所に参列されました。教師猫は、教師猫の悲しみと感謝を遺骨と共に骨壷に納めさせていただきました。

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教師猫は徳治郎先生に、様々なお願いをしました。サイン色紙の量は数百枚になります。『今日は何枚書けばいいのかな』と食事より優先してくださったり、こんな格好で数十枚の為書色紙を書いてくださいました。写真をお願いすると『もう、随分たまったろう』と言われ『いえ、今日の写真は、まだ一枚もありません』と答えながら、写真に納まる教師猫でした。

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教師猫に兄のように関わっていただいた浪越徹先生・・・教師猫は頑張っています。

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指圧の法制化にも深く関わられた、東洋医学の第一人者で、“鍼灸の大御所”と呼ばれた芹沢勝助先生(元筑波大学名誉教授)となんとも不釣合いな教師猫とのツーショットです。先生から長年ご教授いただいた内容や指圧師法成立の逸話も時期が許せば公開します。


無断で拝借

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Y先生(教師猫の息子)のアルバムから拝借しました。Y先生の入学を待ち望み、誰よりも喜んでいただきました。先生に抱かれた写真に、親族から少々“クレーム”がつきました。


教師猫の存在について

教師猫の友人や知人には、教師猫の治療室を訪れる 〔たちの悪い患者〕と同類と思われる輩が大勢います。『てのひらの会・咲夢』会員、〔指圧研究会・咲晩〕メンバー、スタッフ養成講座受講生、日本指圧専門学校の関係者およびNPO日本指圧協会の関係者の皆さん。『教師猫を友人に紹介してください』とお願いすれば、いつも通りの愛想笑いだけですか…教師猫の存在については、いつの間にやら協議もなく『報道協定』が結ばれたようですね。










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