乳児の写真
乳児の写真
教えて下さい 投稿者:カメラ小僧 投稿日:2006/02/26(Sun) 01:18 No.1259
教師猫先生こんにちは
新しくなったトップページの写真ですが、分からない点がいくつかあるので 教えて下さい。
この写真はストロボを使っていないようですが、使わなければシャッター速度 はかなり遅くなるはずです。 赤ちゃんの写真を撮る場合、スローシャッターは向いていないはずです、 動きの激しい赤ちゃんはじっとしていてくれることはありません、まあ寝ているのであれば話は別ですが。
撮影者がお母さんであることは推測するとしても、赤ちゃんに「じっとして、いい顔してー」といっても無理でしょう。お母さんは写真に関して全くのしろうとかもしれませんから
「一瞬の笑顔をのがさないで撮ってください」と言っても、はたしてうまくいくかどうか。と思うのです。
そしてもう一つ不思議なのは、赤ちゃんは指圧を受けているのですが、深ぶかと 指が入っている最中です、お腹をあれだけ押されれば、とても笑ってなどいられないはずです。それが得意そうに笑っている、先のシャッター速度からいっても、この笑顔は持続的なものでしょう。
この赤ちゃんは指圧を受ければかならずこうなるという確信があったのでしょうか。
一歳位の時って母親への依存度が一番高いときではないでしょうか。
とても大人しく指圧を受けるとは思えないのですが。
Re: 教えて下さい 投稿者:教師猫 投稿日:2006/02/26(Sun) 19:45 No.1260
カメラ小僧さん。こんばんは。
>この写真はストロボを使っていないようですが、
>赤ちゃんの写真を撮る場合、スローシャッターは向いていないはずです。
>撮影者がお母さんであることは推測するとしても、赤ちゃんに「じっとして、いい顔してー」といっても
>無理でしょう。お腹をあれだけ押されれば、とても笑ってなどいられないはずです。
>それが得意そうに笑っている、先のシャッター速度からいっても、この笑顔は持続的なものでしょう。
>この赤ちゃんは指圧を受ければかならずこうなるという確信があったのでしょうか。
>一歳位の時って母親への依存度が一番高いときではないでしょうか。
>とても大人しく指圧を受けるとは思えないのですが。
カメラ小僧さん、元写真小僧の教師猫が泣いて喜ぶ質問をありがとう。
写真説明にからんで、押圧法の自慢ができます。乳児の写真と題して例のページに書き込みます。
少し、時間をください。
ありがとうございます 投稿者:カメラ小僧 投稿日:2006/02/27(Mon) 02:00 No.1261
写真の技術的なところは、私も小僧クラスなのですからやさしく、お願いします。
それと、写真を撮るとなると相当な信頼関係がないと撮れないと思いますが、この患者さんは最近の患者さんのようですね。教師猫先生にとって患者さんの写真をとるのは”簡単”な事なのでしょうか。
この点も気になったので、返事を頂ければと思います。
お答えします。
カメラ小僧さんの質問の回答が、『Re: トップページの写真』での教師猫の書き込みと重複しますので、先にこちらを読んでください。
Re:トップページの写真 投稿者:教師猫 投稿日:2006/02/24(Fri) 19:35 No.1258 〔抜粋〕
>ふつう1歳前後の赤ちゃんの場合、なかなか母親の手から離れようとしないのではないでしょうか。
しじみさんの感想と言うか、『よく見ると不思議な写真です』といった疑問が一般的なのでしょうね。 『無防備です』も参照してください。
初診時、教師猫は赤ちゃんに言葉をかけず、赤ちゃんが教師猫を意識する前に指圧を始めています。
トップページの赤ちゃんは10ヶ月になったばかりです。待合室で待たせるのはお母さんがあやしていても5分が限度です。それ以上は、あきてぐずり始めます。教師猫が治療室から出てくると、満面の笑みで出迎えてくれます。『チョット待ってね』と声をかけると3分位は辛抱してくれます。その間に前の患者さんとの対応を終えねばなりません。
教師猫に抱っこされ、待合室にお母さんを残し、治療室に入ります。教師猫が『ママ、バイバイ』というとお母さんが『○○ちゃん、バイバイ』といいますが、本人は無反応です。
トップページの写真は治療室での様子(2006年2月23日)を撮影したもので、撮影者はお母さんです。
カメラ目線にするため、お母さんに『○○ちゃん、気持ち良いの』『いいわね』と声をかけてもらいました。
教師猫は赤ちゃんと仲良しのつもりなのですが、指圧が終わり『はい、終わりだよ』とお母さんに渡すと、その後、教師猫が『おいで』といっても無視されます。『バイバイ』といっても視線も合わせてくれません。
10ヶ月の赤ちゃんが、指圧のみを目的に、お母さんを連れて、教師猫の治療室に通っています。
このことが、一般的にいかに不自然であろうと、この事実はお母さんさえ否定することができません。
初診乳児への対応
教師猫は、『初診時に仰臥位でおとなしく指圧を受け入れてくれる乳児に出会ったことはない』と言うより小心者の教師猫には、その様な無謀で危険な行為をリスクを背負って試す、意識も度胸もありません。 教師猫治療室は保育所等と異なり、初診時の限られた時間で結果を残せなければ、次はありません。電話での相談時に『人見知りが激しいのですが大丈夫でしょうか』と問われ、戸惑うのが現状です。
初診時に、教師猫は赤ちゃんに言葉をかけず、赤ちゃんが教師猫を意識する前に指圧を始めますが、そのための打ち合わせは、保護者(お母さん)と事前に電話で行なっています。当然、教師猫は保護者(お母さん)とも初対面ですが、初対面の挨拶をしません。挨拶が赤ちゃんを著しく緊張させるからです。赤ちゃんを教師猫の方に押し出す動作も厳禁します。時に、親子を包み込む姿勢で指圧を始めます。
乳児の撮影
乳幼児の撮影にストロボ使用は適しません。まして、ストロボ使用による連続撮影など論外です。照明を補う設備のない教師猫治療室では、スローシャッター撮影を余儀なくされ、〔ご紹介します〕の左写真のように“ブレた写真”が少なくありませんでした。しかし、最近のデジタルカメラでは“ISO感度”を高く設定することができるようになり、スローシャッター撮影の必要性は少なくなりました。
さらに、メンタルディファンスを解除された施術中の乳幼児は、母親が嫉妬するほど“うっとり”とした表情を示します。ビデオ【幼児指圧パート2・おむつぐみ】の第1場面(17分間)に登場する女児は、施術中は“ピクリ”とも動かず、視聴者を『人形を使用した指圧デモかと思った』と驚かせたほどです。
教師猫の治療室では幼児のためには“幼児用枕”を使用しますが、乳児には“大人用枕”を使用します。一見、枕が高く苦しそうに見えるようですが、施術者の確認ができないと乳児は落ち着きをなくします。常に施術者確認を怠らない乳児の視線を教師猫から外すことは技術を要します。カメラ目線にするためお母さんに『○○ちゃん、気持ち良いの』『いいわね』と声をかけてもらう方法は、効率よく笑顔を得ることができます。説明が前後しますが、枕の素材には首への圧迫等を十分考慮したものを使用しています。
腹部指圧は持続圧
上下の写真は1回の施術時間内に撮影したものです。腹部指圧は5~6分程度の持続圧を用いました。『てのひらの会・咲夢』の皆さんが、掌圧で行なっている手法を教師猫は母指で行ないます。
指圧は危険な手技です
指圧を業とするためには国家資格が必要です。このことは指圧が危険な手技であることを意味します。乳児指圧に対する参考資料としてHPに掲載しますが、母指による腹部指圧は危険を伴います。絶対にマネをしないでください。乳幼児への指圧は『親子というごく自然で特別な関係』でのみ可能なのです。
『てのひらの会・咲夢』会員の皆さん。その名の通り“てのひら”でガンバッテね・・・教師猫