抗重力ブラ 詳細・7
非力な現生人類
握力192kg、垂直跳び122cmは、現生人類の世界記録(ギネス記録)です。教師猫にとっては驚異的な数値ですが、チンパンジーにしてみれば、握力200㎏、垂直跳び3.5m~4mは平凡な記録です。ギネスブックによると、怒り狂った雌のチンパンジーが572㎏の握力を記録したとのこと。素手の現生人類は、比類なく弱いのです。
現生人類繁栄の起源は、巨大な脳の獲得にあると評されています。しかし、それは、僅か1万数千年前、地球の気候に安定した周期性(季節)が生じ、現生人類が巨大な脳の機能(知能)を活用できる環境(定住や農耕牧畜)が、数多くの偶然により整った結果に過ぎないと考えます。
現生人類の誕生は推定20万年前ですが、非力なゆえに安住の地を持てず、捕食者に怯え食糧不足に悩まされるという状況で、現代から見れば、到底、武器とは呼べない程の石器を頼りに、19万年におよぶ悠久の時を、現生人類は、雌の“女”から“女性”へという進化により生き延びました。
進化による宿命
現代女性が意思により、結婚や妊娠等を選択することは可能です。しかし、進化により獲得した、哺乳類中最多の妊娠可能周期(1年に13回)を意思によって変更することは不可能だと考えます。
泌尿器科や肛門科、あえて言うならば産科の受診に性別による制限はありません。しかし、婦人科はどうでしょうか。
このことから、現代女性が負わされている2週間毎に低温期と高温期を繰り返さなければならない宿命による弊害を推測してください。
同様にバストの獲得も現代女性の健康維持に様々な陰を落としています。
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