抗重力ブラ・9
乳房下垂の始まり
乳房(ちぶさ)とバストは、共に性的な成長により膨らみを増していきますが、乳房(ちぶさ)は乳腺の発育により膨らみ、バストは脂肪の蓄積によって膨らみます。また、バストラインは加齢に伴い徐々に変化していきますが、その変化スピードは、加齢よりバストの重さに比例します。そのため、乳房下垂は、バストの重さ(バスト内脂肪の蓄積量)によって始まります。
そのため、乳房下垂が10代前半の女性にも診られることは稀ではなく、このことは専門医や医療現場に関わりを持つ専門家にとっては常識的なことです。鏡の前に立ち、バージスライン(バストの底辺)が見えにくくなったら、それは、乳房下垂の始まりと言えるかもしれません。
乳房(ちぶさ)とバストの異なりについては、【抗重力ブラ 詳細・1】を参照してください。
http://ouatsuhou.org/support/detail001.html
乳房の構造については、こちらを参照してください。
http://ouatsuhou.org/clinicalfile/clinic007.html
皮膚の性質が乳房下垂の原因
乳房下垂の原因は、加齢に伴うバスト内脂肪の減少や重力と説かれることが多いようですが、乳房下垂の最大の原因は、皮膚の“引っ張られると伸びる”という性質にあります。
皮膚の“引っ張られると伸びる”という性質がなければ、重度の乳房下垂は生じません。また、豊胸手術も皮膚が伸びてくれなければうまくいきません。
バストの重さにより、バスト上部(斜線部分)の皮膚が引っ張られると、バスト上部の皮膚は皮膚の持つ“引っ張られると伸びる”という性質に従って伸びていきます。乳房下垂の予防には、“引っ張られると伸びる”という皮膚の持つ性質を働かせないことが大切です。
抗重力ブラの「バストを下からトランポリンのように支える」機能は、乳房下垂の予防に有効だと考えます。
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