教師猫ってどんな猫(3)
教師猫への誤解
今回に限らず、『教師猫、お前は何者だ』とか『教師猫は何匹いるの』といった質問は多く受けます。「Why you say so?」と問うと、異口同音に教師猫が書く内容(分野)や掲載する資料などの多くが指圧師の範囲を超えすぎている。HPの原稿も、様々な分野の専門家が書いているのではないか・・・といった答えが返ってきますが、書いているのは一匹です。
時折、『教師猫は、多くの専門分野に精通している』といった声も聞こえてくるのですが・・・これも教師猫に対する誤解です。わざわざ、“胸を張って公表”することではないのですが、皆さんに勝手に過大評価されると、教師猫はプレッシャーで苦しくなります。プレッシャーに押しつぶされる前に、教師猫は、自ら“白状”し、誤解を解いて楽になれる道を選択します。
教師猫の書く内容や掲載資料などの多くが指圧師の範囲を超える理由は、様々な分野の専門家(教師猫の財産)から、それらを教師猫が容易に得ることができるからです。
〔教師猫の手法〕
様々な分野の専門家から容易に様々な多くの情報を得ることで、教師猫が様々な分野に精通できるわけではありませんが、専門分野の情報を素人に伝える時に、容易でより正確な情報伝達材料を得ることができます。専門家から説明を受けた内容を素人が第三者に伝えたとします。伝えた相手が専門家であれば、伝言者(説明を受けた素人)が理解した以上の内容を理解することも可能です。しかし、相手が素人であれば、伝言者が理解した以上の内容を理解することは困難だと考えます。こんな時に、教師猫は“別の専門家”から得た情報を加味した説明を行います。この方法で、ある“専門家”から説明を受けた内容を“素人”の教師猫が“素人”の第三者に説明し、教師猫が理解した以上の内容を“素人”の第三者に理解させることも可能となります。教師猫がこのような“情報説明手法”を用いるため『教師猫は、多くの専門分野に精通している』といった誤解が生じてしまったようです。
どこで勉強したんですか?
フリービーさんやコンソメさんからの質問を中心に答えます。教師猫は、日本指圧学校(現・日本指圧専門学校)の卒業生で、単なる臨床現場の指圧師です。あまり積極的に書くことではありませんが、各種専門学校での指導経験も、教諭の資格も持っていませんし、医師でもありません。医学の基礎は日本指圧学校(現・日本指圧専門学校)で学びました。指圧の実技は指圧の創始者である浪越徳治郎先生からマンツーマンの指導を20年以上受けて学びました。ホームページに記載した指圧理論は師匠の実技や公開されていない師匠の考えを教師猫が理論化したものです。臨床は教師猫の経験を基にしています。
親族ですか
よく、『教師猫は浪越徳治郎先生の親族ですか?』と問われます。先生の“生誕百周年”を記念して開かれた、浪越家主催の『浪越徳治郎メモリアルパーティー』にて“弟子代表”のスピーチを終えた時、ご親族の方から『何年にわたり教師猫は(浪越徳治郎先生の)親族と勝手に思い込んでいました。先程もある方に問われて親族と答えてしまった。困った』と言われたのですから、他の方の誤解も当然かもしれません。
〔浪越徳治郎メモリアルパーティー〕
日本指圧専門学校主催・NPO日本指圧協会協賛の、東京ドームホテルに指圧師が集って行なわれた『浪越徳治郎生誕100年を祝う会』とは異なるパーティーです。浪越家主催で六本木ヒルズにて、徳治郎先生の誕生日に行なわれました。各界から浪越徳治郎先生と個人的に縁の深かった人達が人選されて行なわれた、参加人数が200名程のごく内輪のパーティーです。教師猫も“えのきママ”と共に招かれましたので〔参加〕いたしました。
会場に着くや否や、『浪越徳治郎“証明書付き内弟子”と書いて署名せよ』と白紙にちかい記念の寄せ書き色紙を手渡されました。“教師猫の肩書き”や“えのきママの署名”は丁重にお断りしたのですが、太いマジックで『大きく署名せよ』という依頼は否めませんでした。教師猫は、多年にわたり浪越家からは親族待遇を受けていますが親族ではありません。