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筋力の鍛え方「超再生」について

筋力は筋肉の太さにほぼ比例し、筋肉の太さには、かなり個人差が生じます。筋肉の太さの個人差や筋肉を太くする方法(筋力UP)について説明します。

筋肉(骨格筋)は、細長く縦の方向に並んだ「筋線維」が束になってできており、その端は腱で骨とつながっています。「筋線維」の中には筋原線維と呼ばれる、さらに細長い円筒状の線維がぎっしり詰まっています。

筋肉の太さの差は「筋線維」1本1本の太さの個人差により生じます。「筋線維」の数には明確な個人差はありません。「筋線維」の太さの差は筋の再生に由来します。「筋線維」は「超再生」と呼ばれる独特の再生を行ないます。
骨も骨折後は、過(剰)再生と呼ばれる独特の再生を行います。

筋肉もその機能により速筋a・速筋b・遅筋などに分かれ、瞬発力や持久力などの役割を担います。ゆえに目的に合った筋肉の鍛え方が必要となります。

筋肉を鍛える(筋力UP)ためには、「筋線維」の「超再生」を促すことです。
しかし、単に筋肉を鍛えても、筋肉の機能向上につながるわけではありません。目的の機能を向上させるためには、目的の機能を持つ「筋線維」に「超再生」を促さなければなりません。

脳性麻痺児の筋力トレ-ニングは、各関係機関で様々な試みが行われていますが「超再生」に対する認識不足のための、効率の悪さのようなものを感じます。
「超再生」に対する正しい理解も、脳性麻痺児に対する指圧の有効性を認識するうえで重要な項目だと考えます。

「超再生」と指圧について、講義で詳しく説明します。





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