HOME > 咲夢用指圧資料集 > 0504単関節筋と多関節筋

人の筋肉(骨格筋)は、機能解剖学的に、単関節筋と多関節筋に分けられる

人の筋肉(骨格筋)は、機能解剖学的に、単関節筋と多関節筋に分類します。

単関節筋の特徴

  • 1. 筋が短い。(付着部が多い)
  • 2. 独立した運動(分離運動)ができる。(単関節であるため)
  • 3. 垂直方向の運動。精密動作ができる。抗重力筋である。

多関節筋の特徴

  • 1. 筋が長く、力は大きい。(筋の長さに比べ、付着部が少ない)
  • 2. 独立した運動(分離運動)ができない。(多関節にまたがるため)
  • 3. 水平方向の運動。大きな運動ができる。推進筋である。

【参照】(イメージ的に捉えて下さい)
下腿三頭筋:ヒラメ筋→足関節のみ(単関節筋)
腓腹筋→膝関節と足関節の2関節にまたがる(多関節筋)

腸腰筋:腸骨筋→股関節のみ(単関節筋)
   :大腰筋→椎間関節から股関節にまたがる(多関節筋)

上腕筋:肘関節のみ(単関節筋)

上腕二頭筋:肩関節から肘関節にまたがる(多関節筋)

多関節筋の過緊張による過活動は、全身性緊張性姿勢異常や痙縮、固縮、変形、反射亢進、さらに拮抗する単関節筋にも、悪影響を与える。





ダイレクトリンク

わが子のための指圧講座

咲夢用指圧資料

0101・運動神経と知覚神経
0102・春について
0103・血液循環改善と指圧
0104・入浴法について
0105・人とは如何なる者か
0201・安全の為の注意
0202・なぜ腹部指圧から?
0203・エコノミークラス症候群
0204・神経の発生と発達
0301・現生人類の子供
0302・指圧に必要な脳の知識
0303・脳幹について
0401・交感神経の異常緊張
0402・自律神経について
0403・脳性麻痺と指圧
0404・皮膚について
0501・脳性麻痺による疾患
0502・抗重力機能とは?
0503・不動性萎縮とは?
0504・単関節筋と多関節筋
0601・いい汗とはどんな汗?
0602・ストレスについて
0603・乳幼児の体温管理
0604・プ-ルでの注意と効果
0605・骨の代謝と再生
0606・神経の再生
0607・体温調節とエアコン
0608・夏の体温調節
0609・反射とは
0610・異常な反応
0801・運動機能障害改善の可能性
0802・運動機能習得訓練の心得
0803・ダイエットについて
0804・ビタミンについて
0901・脳性麻痺児の指圧
0902・成長痛について
0903・腹の脂肪が気になる
0904・人の脳の重さ
1001・運動機能学習訓練
1002・学習訓練における言語の注意
1003・筋力の鍛え方
1004・応急処置
1005・脂肪を燃焼させる運動
1101・脳性麻痺児の運動機能障害を改善するために
1102・「脳について」の話
1103・呼吸について
1104・「うんち」について
1201・薬の主作用について
1202・母親が行なう指圧効果
1203・筋疲労と回復
1204・「学問的には間違いですが……」の意味
1301・廃用性萎縮について

咲晩・押圧法講座

咲晩配布資料(抜粋)

咲晩臨床資料

教師猫のQ&A

教師猫のポッケ

教師猫のお手伝い

教師猫のお手伝い・詳細