HOME > わが子のための指圧講座 > 9回 手指と圧法の名称

手指と圧法の名称

手指の名称

押圧操作に用いる手指の専門的名称です。徐々に慣れてください。

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  • 母指(ぼし):親指のことです。第一指とも呼びます。
  • 示指(じし):人差し指のことです。第二指とも呼びます。
  • 中指(ちゅうし):なか指のことです。第三指とも呼びます。
  • 薬指(やくし):くすり指のことです。第四指とも呼びます。
  • 小指(しょうし):こ指のことです。第五指とも呼びます。


手掌の部分名称

押圧操作に用いる手掌の部分名称です。写真を見て覚えてください。

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  • 手根部(しゅこんぶ):手掌の付け根の部分を呼びます。
  • 母指球(ぼしきゅう):母指の付け根の部分を呼びます。
  • 三指(さんし):示指、中指、薬指の三本をまとめて呼びます。
  • 小指球(しょうしきゅう):小指の付け根の部分を呼びます。


手指操作の名称

押圧法の手指操作は多くあります。基本的な操作の名称を掲載します。

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『てのひらの会・咲夢』命名の由来となったのが掌圧です。
他に三指圧、手根圧も使用頻度が高いので名称を覚えてください。

  • 掌圧(しょうあつ):手のひら全体を使って押す操作です。
  • 三指圧(さんしあつ):示指、中指、薬指を合わせ押す操作です。     
  • 手根圧(しゅこんあつ):手根部のみで押す操作です。

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『てのひらの会・咲夢』の皆さんには危険回避のために、最初は“腹部指圧”での母指圧は禁じますが、指圧師が多用するのが母指圧です。
『てのひらの会・咲夢』の皆さんも腹部以外では多用します。

  • 片手母指圧(かたてぼしあつ):片手母指指紋部で押します。
  • 重ね母指圧(かさねぼしあつ):母指を重ねて押します。(上の母指は支え)


圧法の種類

押圧法には多くの圧法がありますが、皆さんに覚えていただくのは、通常圧法と持続圧法の二種類です。

通常圧法:押圧操作で多く用いる圧法。徐々に加圧し徐々に減圧します。
通常は3~5秒押して次に移る一点圧。指圧師は母指圧で対応します。
『てのひらの会・咲夢』の皆さんには掌圧や三指圧での対応を指導します。

持続圧法:圧の強さを一定に保ちながら押圧を持続する一点圧。
通常は5~10秒間持続します。腹部指圧では、時に数分間におよびます。
安定した自支姿勢から掌圧や手根圧を用いて行ないます。








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0103・血液循環改善と指圧
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0202・なぜ腹部指圧から?
0203・エコノミークラス症候群
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