違法広告について(2)
真偽は不問
〔写真のなかから、教師猫が広告に記載した場合、違法となるものをさがしてください。〕と写真を掲示、ヒントを出したまま、意図的に正解を示しませんでした。もちろん、ヒントとした内容は全て確証ある事実です。しかし、現行法においては掲載内容の真偽は不問とされ、『国民が適切な医療を受ける機会を失うおそれがある』と判断され(詳細は後述しますが)掲示内容の“全て”が違法広告として取り締まられます。前問の正解は“全て違法”です。
教師猫の真意
教師猫が違法広告について書き始めた目的は、不都合な現行法の改正ではありません。現行法により『国民が適切な医療を受ける機会を失うおそれがある状態』となっています。教師猫の目的は、国民が適切な医療を受ける機会を失うおそれがある状態の回避です。
教師猫は、教師猫流(ランダム)に書き進んでいきます。読者諸君は、各自が患者さんに説明しやすい内容を選び、自身の言葉で、教師猫の目的を伝えてくれることを望みます。
国家資格の有無
『教師猫が広告に記載した場合』と題して作成した広告内容の真偽が不問とされ、全てが事実にも関わらず違法となるのは、教師猫が国家資格を必要とする指圧師だからです。
上記の広告例は、整体と指圧以外は全てが同じ内容ですが、整体(左)は違法広告としての審査対象にもなりません。指圧(右)では処罰対象となる違法広告です。