ほおずき使用法
mixiの〔『教師猫の隠れ家』〕への書き込みから抜粋して掲載します。
ほおずき使用法
ほおずき使用法? 投稿者: 犬子 投稿日:2006年07月12日23:31
先日、私は日記に「ほおずき」のことを書いたのですが・・・
後日、教師猫さまからこのようなコメントを頂きました。
『教師猫は、(ほおずきを)加圧の練習に使用しています。』
・・・びっくりです(@◇@)!
これはぜひ、お尋ねしなくてはと思いました。
教師猫さま、質問です。「ほおずき」をどのように使うのですか?
やはり中指の腹と母指の腹で完全母指対立をさせるのでしょうか。
小さくて柔らかいから、ボールよりももっと精度の高い押し方の練習になるのでしょうか・・・。
ぜひ、教えてください!
犬子
書き込み
投稿者: Kazuyan 投稿日:2006年07月13日 00:44
今月22日に浪越の学園祭があります。
同じ日に,伝通院でほおずき市があります。
是非学園祭に来て、今の浪越現役生のバイブレーションを感じて、伝通院の徳治郎先生お墓参りをして、ほおずきをゲットしてきてください!
投稿者:ぽん太 投稿日:2006年07月13日02:17
徳治郎先生は、コリをほぐすのは“ほおずきの芯をほぐすように”と仰っていたと聞いたことがあります。
ほおずきゲットして練習!あるのみですね。
ぽん太は、母指と中指を対立させて加圧するときに捻らない(つまり、つねに垂直に対立している)ことが重要だと思うのですが。
だって、捻りが入ったらほおずきの皮が引っ張られて、破れてしまい中身がでちゃうでしょ。
さらにいえば、ほおずきの中心に向かって母指と中指が対立しているのをイメージすればよいのでしょうか? いろいろ考えてみると、楽しいですね。
投稿者:ブラザーズ・ペニー 投稿日:2006年07月14日01:35
ボールに加圧するより、もっとデリケートな加圧が必要そうですね、 押せない!敏感な方もいらっしゃいますから。
そんな繊細で精度の高い指つくりが必要だと今日妻の肩を触っていて思いました、
☆そうか伝通院の”ほおずきは、きっと一番の 加圧の練習になりそうですね。
投稿者:OSCAR 投稿日:2006年07月18日22:21
わが子のための指圧講座でも載っていて、気になり買って来ました。
初めは「がく」の外側から押していたがいまいちなので「がく」を開いてみた。
熟していない方の実は、皮が人間の皮膚に近いような…
押していると、中身が潰れて皮一枚で残っている感じです。
熟している方は、中身が潰れません。
教師猫先生は、熟れている方と熟れてない方どっちで練習したんでしょうか?
それと「がく」はどうしていたんですか?
投稿者:教師猫 投稿日:2006年07月20日20:16
>『教師猫は、(ほおずきを)加圧の練習に使用しています。』
はい、教師猫は学生時代“ほおずき”で加圧の練習を行ないました。
今も、時々入手し、当時を懐かしみながら練習します。
>徳治郎先生は、コリをほぐすのは“ほおずきの芯をほぐすよう
>に”と仰っていたと聞いたことがあります。
はい、口癖のように仰っておられました。
>ほおずきゲットして練習!あるのみですね。
はい、みんな口を揃えて、そう言っていました。
でも、弟子に成れた人数は限られていたようです。
教師猫。
投稿者:犬子 投稿日:2006年07月20日23:19
教師猫さま、コメントをありがとうございました。
以前の教師猫さまのお話にもありましたが、「師匠がやれと言ったらとにかくやってみろ」
ということでしょうか。
まずは実践、ですね。その上で疑問が生まれたら、再質問をしたいと思います。
犬子
結果報告(犬子さんの日記を拝借)
mixiに、『結果報告』と題され、2006年07月22日01:33に投稿された、犬子さんの日記を発見しました。
教師猫に対する『結果報告』と受取りましたので拝借いたします。
投稿者:犬子 投稿日:2006年07月22日 01:33 結果報告
先日、「教師猫の隠れ家」にて「ほおずき使用法?」と題し、教師猫先生にほおずきで指圧の練習をする方法を質問しました。 結果、「とにかくやるべし。」と思い、昨夜はほおずきの実をほぐしていました。
完全母指対立を目指してジワジワ・・・と押していきます。 はじめは硬いので楽に押せます。
指先でちょこちょこ潰していくよりも、指紋部でじんわり押したほうが早いみたいですね。
しかし、シワ(ボールで言うところの「アソビ」?)ができはじめると、すごく難しくなりました。
奥に芯があるのはわかるのに、ちっとも押せないのです。
しばらく頑張りましたが・・・これはもう手詰まり。
仕方がないので、母に助けを求めました。 ほおずきを手渡すと、 「口の部分がまだぜんぜんほぐれてないじゃない。まだまだいけるわよ」 と言われてしまいました。 ナルホドと思い、これも指紋部をあてて、実とガクの境目をさぐるように押していきました。 母が、脇からこんなことを言いました。
「ここが一番大事なところだからね。あせっちゃダメ。じっくり、じっくりね。指でしっかりさぐって。」
おっ。それはまさに指圧と同じではないですか。
そう思ってホクホクとほおずきを押していたら・・・「ぷちっ。」
力加減に失敗したらしく、袋の口が破けて中身が出てきてしまいました。(T-T) 残念。まだまだ練習が必要なようです。
犬子
お答えします。
ほおずき笛
犬子さんの日記に、ほおずきのことがかいてあり、書き込みに「ほおずきは何に使うんでしょうか」という話題がありました。浪越徳治郎先生の「どんなに肩が凝っていても、強く押してはいけない。ほおずきの芯をほぐすように丹念に凝りをほぐしなさい」という指導と昔のことを思い出し、『教師猫は、加圧の練習に使用しています。』と書き込んだのがこのトピックの始まりとなりました。
ほおずきの実から種を出し、残った皮を口の中で、舌を使って上手におすと『ギュッ、ギュッ』とカエルの鳴き声みたいな奇妙な音で鳴ります。“ほおずきの皮”が笛(ほおずき笛)になることを覚えてください。ほおずきの“芯をほぐす”目的は、この笛(ほおずき笛)を作るための操作です。
徳治郎先生の教えは『硬い凝りもソフトに丹念に』でした。その例えが“ほおずきの芯をほぐす”でした。
ほおずきで・・・師匠をゲット
時効が成立している事柄ですが、自らの“ずるさ”をさらすことは教師猫でも少々引け目を感じます・・・“ほおずきの芯をほぐす”操作は、子供の頃に、ほおずき笛で遊んでいた教師猫には容易なことでした。しかし、教師猫は『いくらやっても、ほおずきの芯がうまくほぐせません』と先生の目の前で、ほおずきを潰しました。『もっと、丹念に』これが、先生から直々に教師猫が個人指導を受けた、最初の言葉でした。徳治郎先生と教師猫との長年の師弟関係が生まれたのは、この瞬間からだったと感じています。
師の指導に“己の頭を捨てて従う”、これが師弟関係において教師猫が実践してきた知恵の全てです。大先輩に教えを請う時に、教師猫は大先輩の答えが真面目でも不真面目でもかまわなかったのです。時として、大先輩の答えが不真面目な方が教師猫としては好都合だったのです。教師猫は、大先輩に教えを請う時に必ず“具体的な習練法”の指導を求めました。大先輩から指導された“具体的な習練法”を教師猫は大真面目に捉えて実行しました。そして一定期間が過ぎると、『あれから毎日一生懸命練習しているのですがうまくいきません』とか『これで良いのでしょうか』と必ず報告を兼ね質問に行きました。後日談ですが『教師猫、君は、なんであんないいかげんな指導を真に受けたんだ』と質問され、正直に『大先輩に近づく作戦です』と答えたこともあります。門間英夫先生や定祐寅一先生もガッチリ・・・ゲット。
大先輩が長年苦労され、培われた知識や技術を『単に質問した程度』で教えてもらえると考えますか。あなたなら『先輩と呼ばれた程度』で何を伝授しますか。質問に対し返答をする側は、質問者の知識や技術レベルを正確に認識し、そのレベルに応じた回答を瞬時に求められるわけですが、このことは容易なことではありません。質問時に“具体的な習練法”の指導を願い、『これで、よいのですか』とその場で確認や手解きを受ける。・・・ここまででは詰めが甘いよ。『継続は力なり』・・・“この力”真に恐るべし。