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ホルモンとホルモン系

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ホルモンとホルモン系

質問があるのです。  投稿者:とんび 投稿日:2005/07/03(Sun) 22:22 No.690

こんばんは。
「情報伝達システム」の中の「ホルモン系」にある文章で、
「情報伝達物質(ホルモン)を血流(血液の閉鎖循環)に託すシステムで標的器官へ伝達する手段を用いる器官を“ホルモン系”と呼んでいます。」
というのを読みまして、いまひとつ理解できず、悩んでおります。
イメージできると納得するのでは・・・?!
教師猫先生、どうかよろしくお願いします。

Re: 質問があるのです。投稿者:教師猫 投稿日:2005/07/04(Mon) 12:11 No.691

とんびさん。こんにちは。

>いまひとつ理解できず、悩んでおります。
>イメージできると納得するのでは・・・?!

質問内容の確認をしたいのですが、
文中にも〔ホルモン分泌器官とホルモン系は混同しやすいので、注意してください〕と記しましたが、ホルモンとホルモン分泌器官やホルモン系の混同は多いようです。

とんびさんの質問は、『ホルモン分泌器官とホルモン系の区別がつきにくいので何かに例えて、具体的に教えて欲しい』と解釈して答えれば良いのですか。
連絡を待っています。

Re: 質問があるのです。  投稿者:とんび 投稿日:2005/07/04(Mon) 16:28 No.692

そうです。よろしくお願いします。

Re: 質問があるのです。  投稿者:教師猫 投稿日:2005/07/05(Tue) 00:28 No.693

わかりました。この場所では長くなりますので、 教師猫の指圧Q&Aに書き込みます。少々お待ちください。

このように、メールでのやり取りは、携帯電話でのやり取りと比べると、 非常に、遅くなります。まるでホルモンのようです。


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お答えします。

文中にも〔ホルモン分泌器官とホルモン系は混同しやすいので、注意してください〕と記しましたが、ホルモンとホルモン分泌器官やホルモン系の混同は多いようです。

とんびさんが書き込んだ質問の事象を“例”として、『ホルモン』・『ホルモン分泌器官』・『標的器官』や 『ホルモン系』・『神経系』について説明します。


ホルモンとホルモン分泌器官の区別

とんびさんが書き込んでくれた質問を『例』とすれば、“質問の内容”がホルモンに相当します。
“ホルモン分泌器官”は、とんびさんです。
今回の“標的器官”は教師猫になります。

>教師猫先生、どうかよろしくお願いします。

このように、ホルモン(質問の内容)に標的器官を定める(宛名を書く)ことで、ホルモン分泌器官(とんびさん)は他の器官(掲示板の読者)ではなく、標的器官(教師猫)にホルモン(質問の内容)を届け、標的器官の作用(教師猫からの回答)を得ることができます。


ホルモン系と神経系の区別

ホルモン系と神経系の区別とは、ホルモン(質問の内容)の伝達手段の違いをいいます。

身体には様々なホルモン分泌器官があり、それぞれ様々なホルモン(情報)をそれぞれの標的器官に伝えます。身体には数種類のホルモン(情報)伝達手段がありますが、それぞれのホルモン分泌器官のホルモン(情報)伝達手段は、それぞれ限られています。

教師猫への連絡手段は数多くあるのですが、とんびさんが教師猫へ連絡を取る手段は『掲示板を利用する手段』ですね。ホルモンの伝達手段に“神経”を利用するホルモン分泌器官を『神経系』と呼びます。“血液循環”を利用するものを『ホルモン系』と呼んで区別します。伝達手段の違いで『~系』と呼び分け区別します。とりわけ、とんびさんは“掲示板系”と呼べるでしょう。

教師猫が最もわからないことは、読者の皆さんに『何がわかりにくいのか』です。

原稿を書くときの最大の苦労は、『何がわかりにくいのか、わからない』ことです。

質問をもらえれば、教師猫は『わかりにくければ質問が来る』と考え、原稿を書くときに楽になります。




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