抗重力ブラ・2
乳房(ちぶさ)とバストは異なります
乳房(ちぶさ)は、ほとんどの哺乳類の雌が備える授乳のための器官です。しかし、人類の雌は、この器官を進化させて特別な機能を加えました。説明や論拠等の詳細は随時記していきます。ここでは、人類の雌のみが有する乳房を便宜上「バスト」と呼ぶことにします。
教師猫もバストに悩まされています
教師猫にバストはありませんが、臨床家としてバストには悩まされています。それは、肩こりや腰痛に限らず、女性疾患の起因がバストにあると確信できる臨床例が稀ではないからです。
疾患の根治には、起因の改善も重要となります。しかし、バストを起因とする疾患は、乳汁鬱滞症や乳腺炎等の乳房疾患とは異なり、直接的で即有効といえる手段が容易には見当たりません。バストを起因とする疾患は、多種多様で、整形外科、眼科、耳鼻科、口腔外科、呼吸器科、循環器科、胃腸科等を巡り、時に不定愁訴となり、心療内科への受診を促されることも稀ではないようです。
教師猫は、プロポーションの改善のみならず、バスト管理は、女性の健康管理に欠かせないものだと考えています。
臨床から生まれた抗重力ブラ
20年以上前のことですが、教師猫は、教師猫患者のバストを起因とする疾患をいかにして予防改善するかという課題に取り組みました。当初は、指圧治療による手段を思考しましたが、費用対効果に疑問を感じました。
そこで、特に、ブラジャーによる慢性的加圧(慢性的衣服圧)によって生じる身体への影響を検討し、適切なブラジャーの選択や装着法を個々に考慮し、慢性的衣服圧によって生じる悪影響の改善法を指導しました。しかし、一定の効果はあるものの、教師猫が満足できる結果を得ることはできませんでした。
その間に得た結論は、ブラジャーによる慢性的加圧(慢性的衣服圧)によって生じる悪影響は、衣服圧の改善によって解決すること、さらに、可能であれば、バストを下から軽く持ち上げた位置にとどめることが最善であるということでした。
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