HOME > 咲晩配布資料 > 02.施術依頼者への対応

施術依頼者への対応

施術依頼者を「患者」として対応すれば「治療A」であり、「お客」として対応すれば「慰安B」です。
施術者が自らの立場を明確にして、対応すべきでしょう。

【来院時の対応】
A:時の挨拶を行なう。一言二言"配慮した負の表現"で言葉をかわして、能動的に他覚 的診断を行う。 (来院に対するお礼の表現は厳禁)
B:来院のお礼を述べ、受動的に、施術の希望を聞く。(負の表現は不要)

【重点施術部位及び圧法について】
A:施術者が決定する。
B:施術依頼者に応じる。(施術中の効果を確認)

【施術依頼者へのアドバイス】
A:積極的に必要最小限を単純明確に伝える。特に、禁止語や命令語は愁訴が激しいと きは極力避け、回復期に多用する。
B:消極的な同意程度の受動的態度を原則とする。(禁止語、命令語は不適)

【料金設定について】
A:施術時間を基準としない。(施術後の結果を重視)
B:施術時間を基準とする。 (施術中の経過を重視)

【施術終了時及び料金受領時】
A:施術効果を問い、自愛や注意を促す。(料金受領に対するお礼は厳禁)
B:来院や料金受領のお礼を述べる。(施術効果を問うなら過去形とする)

【次回の来院について】
A:必ず施術者が指導する。(施術目的や施術計画を十分に説明する)
B:必ず施術依頼者に任せる。(早期来院や友人知人の勧誘を促す)

施術依頼者への対応がAであれば、あなたは治療家で相手は患者です





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